頭痛には「片頭痛」と「緊張型頭痛」と「群発頭痛」の3種類があります。
それぞれの特徴についてご紹介します。
片頭痛
脈打つようなズキンズキンとする頭痛で、ひどい場合は嘔気や嘔吐を伴います。
「前兆があるもの」と「前兆がないもの」に大きく2つに分かれ、前兆がある場合は頭痛が起こる10〜60分前に視野の一部分が見えなくなったり、閃輝暗点(せんきあんてん)と言うキラキラした光が見えることがあります。
日常での動作によって痛みが増し、光や匂いや音に過敏になります。
血管や神経の状態に突発的な異変が起こったことによるものと考えられています。
20~40代の女性に多く、頻度は月に1〜2回、数時間から3日間痛みが持続します。
片頭痛の対処方法
・患部を冷やす
片頭痛は血管の拡張によって起こるので、保冷剤などで頭部周辺を冷やして血管の収縮を図ります。
・静かな暗い部屋などで安静にする
五感が過敏になり生活動作でも痛みが増長されるため、作業を中断して安静にすることが大切です。
緊張型頭痛
頭を締め付けられたような鈍い痛みが続きます。
気持ち悪くなる人は多くいますが、それほど痛みが強いものではなく嘔吐する人は少ないです。
別名をストレス性頭痛と呼ばれるように、肉体的・精神的なストレスにより頭部周辺の筋肉が持続的に緊張することで発生します。
痛みは比較的に強くありませんが習慣化しやすく、慢性頭痛となって毎日のように発生すると生活に支障がでてしまいます。
頻度は数日に一度から毎日まで、時間も30分から7日間までと痛みが持続する期間もバラバラです。
緊張型頭痛の対処方法
・患部を温める
緊張型頭痛は緊張やこりによって血流が悪くなって発生するので、ホットタオルなどで首や肩や目の周りなどを温めることで緩和させます。
また、マッサージやストレッチなども血流を促進できて効果的です。
・お風呂に入る
湯舟につかることで緊張をほぐし肉体疲労の回復やストレス解消になります。
群発頭痛
群発頭痛は、3種類のうち最も激しい痛みです。
半年から数年の周期で集中的に発生することが特徴で、眼球をえぐられるような耐え難い痛みが15分〜3時間ほど続きます。
症状は片側で出ることが多く、同じ側の目の充血や涙が出たり鼻水が出るなどの症状を伴うことが多いです。
目の奥にある内頸動脈(ないけいどうみゃく)の拡張と周囲の炎症によって発生していると考えられています。
20代~40代の男性に多く、頻度は半年から数年に1〜2回、数週〜数ヶ月痛みが持続します。
群発頭痛の対処方法
・患部を冷やす
群発頭痛も血管の拡張によって引き起こされるので、保冷剤などで頭部周辺を冷やしましょう。
・医療機関で治療を受けましょう
初めて症状が出た場合は、他の病気の疑いもあるので医療機関で検査を受けましょう。
また、群発頭痛は市販の鎮痛剤では効果が見込めません。
痛みが激しいので我慢せず医療機関へ相談し薬を処方してもらいましょう。
頭痛の予防方法
・なるべく規則正しい生活を送りましょう
寝不足や寝過ぎが習慣化していると自律神経のバランスが崩れ血流が乱れたり、血管が拡張してしまい頭痛が起こりやすくなります。
就寝時間を改めて生活のリズムを整え体調を安定させましょう。
・適度な運動を習慣付けることも大切です
特に緊張型頭痛は、運動によって筋肉を強化して血流を促すことで、身体のコリや緊張がほぐれたりストレス解消となるので効果的です。
・タバコやアルコールを控えめに
特に片頭痛や群発頭痛は喫煙や飲酒によって誘発しやすいので、起こりそうな時期には禁煙や禁酒を心がけましょう。
マグネシウムやビタミンB2を摂取する
マグネシウムやビタミンB2には血管を収縮させる作用があると言われ、片頭痛や群発頭痛に効果が期待できます。
豆腐やワカメなどに豊富に含まれており、お味噌汁の具としてカンタンに摂れるのでおすすめです。