寝違えとは・・・
「寝違え」は医学用語ではなく一般的な総称で、病名や診断名ではありません。
睡眠から覚めたときに首を動かすと、首から肩にかけて炎症による痛みが出ます。
場合によっては一定方向にしか首を動かせないこともあります。
寝違えが起こる3つの原因
基本的には、睡眠中の姿勢が乱れて首まわりに負担がかかることで寝違えが起こります。
全ての原因が明らかになっているわけではありませんが、ほとんどの場合で睡眠中以前の問題をきっかけとしており、大きく分けて以下の3つのケースに分けることができます。
・筋肉や筋膜の損傷
筋肉や筋膜が強く引っ張られて傷ついてしまった。
スポーツやデスクワークなどで首まわりの筋肉に疲労が溜まっていたり、首や肩のこりにより筋肉が硬直し、その硬い状態で睡眠中に強く引っ張られることで筋肉や筋膜を傷つけてしまうケースです。
・神経の圧迫
通常であれば痛みを感じるほどの刺激があれば反射的に身体が避ける動作を行うものですが、飲酒などによって神経が鈍ると無理な姿勢で寝ていても痛みを感じにくくなってしまい、
結果として神経が圧迫され、目覚めたときには炎症して痛みとなると考えられます。
・頸椎の捻挫
枕や寝具が身体に合っておらず、寝ているときに首が極端な曲がり方をして、首まわりの靭帯や関節を傷つけたとものと言われています。
寝違え症状の特徴
・首筋から肩にかけて筋肉痛のように痛む
・痛くて首が起こせない
・上を向くのがつらい
・首から肩や腕、手にしびれがある
寝違え症状の対処方法
・なるべく首を動かさない
首まわりの部位に損傷があるため動かすと余計に傷が広がってしまう可能性がありますので、なるべく動かさずに楽な姿勢をとって首を休ませましょう。
・寝違えた直後は冷やす
寝違えた直後で痛みや腫れがある場合は、炎症が起こっている状態なので1時間ほど冷やして炎症を抑えると良いでしょう。
また、冷感タイプの湿布を貼るのも有効です。
・痛みが治まってきたら温めましょう
炎症があるうちは冷やすべきですが、筋肉の硬直などが原因であるときには痛みが治まってきたら患部を温めて血流を良くし再発予防を心がけましょう。
寝違えの予防方法
枕や寝具を替えてみましょう
枕の高さやマットレスの硬さなど、ご自身に合ったものを選ぶのが大切です。
仰向けの状態と横向きになった状態で極端に首が曲がってしまうのであれば、それは枕の高さが合っていません。
寝相の良い方は寝返りを行っていない可能性があり、就寝中に血が溜まりやすく筋肉の硬直につながるので自然な寝返りを促すような硬いマットレスがおすすめです。
寝るときは暖かく
夏場にクーラーで身体を冷やしすぎると血流が滞って筋肉が硬直してしまいます。
冬場では暖房をつけて身体を温めましょう。
うつ伏せは負担をかけます
うつ伏せは首への負担が大きいです。
寝るときは仰向けか横向きの状態で横になりましょう。
適度な運動を心がけましょう
筋肉のこりや血流の乱れは運動不足によって引き起こされます。
無理のない程度に運動をすることで身体のこりを防ぎましょう。