・鍼施術について
極めて細いステンレス製の鍼を使用する
(曲がることはあっても折れることはありません)
よく言われるのは髪の毛よりも細い鍼を使用します。
鍼の太さ、長さは患者さんひとりひとりの症状に適したものを選択します。
・灸施術について
当院で使うお灸は筒状灸と箱灸を使います。
筒状灸は直接肌の上でモグサを燃やすのではなく、筒の中にモグサを入れ、肌とモグサの間に空間を作り燃やすことによりお灸の熱さを調節します。
箱灸は木の箱の中でモグサを燃やし、その箱を腰やお腹などの身体の広い場所に置き温める温熱療法になります。
患者さんの症状に合わせてそれぞれ使用します。
・鍼灸施術のメカニズムについて
なぜ鍼灸施術をうけると痛み症状が緩和できるのか?
西洋医学と東洋医学で考え方が違います。
西洋医学では
①身体の痛みは脳が感じている
②鍼灸は身体に小さな傷をつける
③小さな傷がついたところを治そうと脳が反応する
④反応した脳は傷がついたところに良い血液(酸素や栄養素を十分に含んだ血液)を集めようとする
⑤すると血行が促進される
⑥血行が促進されることにより身体に不要なものは流れていき、必要な酸素や栄養素が患部に集まる
⑦脳はそれと同時に患部に「鎮痛物質の放射」(オピオイド)を始める
⑧その結果、自然治癒力が高まり身体を修復してくれ痛みも緩和する
かんたんに説明すると
痛みがある場所に違う痛みを出して、脳に「ここが悪いよー」と教えてあげて、
脳が反応して、身体に良い物質を患部に集めて、元の痛みをとる
これが西洋医学的な鍼灸施術のメカニズムです。
鍼灸施術をややこしくしてるのは、東洋医学的な観点からのメカニズム。
・東洋医学的な鍼灸のメカニズム
①痛みは身体全体のバランスが崩れていることにより感じていると考えている
②身体のバランスをとっているのが「気」「血」「水」
「気」:体内を流れるエネルギー
「血」:血液 循環して栄養を運ぶ
「水」:血液以外の水分 排泄や消化、体温調節など身体の調整をする
③「気」「血」「水」の流れが滞ったり、逆に過剰になったりするとバランスが崩れて症状が出る
④その「気」「血」「水」が全身をめぐっている経路を「経絡」(けいらく)という
⑤「経絡」(けいらく)の道中に「経穴」(けいけつ)(ツボ)が存在する
⑥鍼灸はその「経穴」(ツボ)を刺激する
⑦それによりバランスを崩している「気」「血」「水」が全身を巡るようになりバランスを保つ
⑧その結果、自然治癒力が高まり症状が緩和する
鍼灸施術では
西洋医学も東洋医学も自然治癒力を高めて症状を緩和させるというゴールは同じであると言えます。
どちらの方が効果があるか?と問われれば個人差があるとしか言えないです。
患者さんのキャラクター、パーソナルな部分(性別、年齢、体型、職業、趣味趣向、既往歴など)様々な要素で変わってきます。
私、kwan鍼灸院の強みは西洋医学、東洋医学両方の観点からセオリー通りだけではなく、患者さんひとりひとりとしっかりコミュニケーションをとり、その患者さんに適した治療やアプローチを提案し施術できるところです。
鍼灸は魔法ではありません。
自然治癒力を高める鍼灸施術のメリットとデメリット
メリット
副作用が出づらい
自律神経が整う
リラックス効果
血流促進
新陳代謝を促す
免疫力が高まる
一人一人に合わせた施術が出来る
直接患部にアプローチが出来る
直接患部にアプローチせずに施術が出来る
デメリット
効果を感じるのに個人差が大きい
鍼を刺すという心理的ストレス
施術後にダルさを感じる場合がある(好転反応)
内出血する場合がある